地域密着型の介護サービスを行なう地域密着型サービス拠点長寿庵が材木町にこのほど完成し、きょう、関係者を集めて開所式が行われました。きょう開所した地域密着型サービス拠点長寿庵は、小規模多機能型居宅介護や認知症対応型共同生活介護などのサービスを提供するものです。開所式は、社会福祉法人とおの松寿会の川上淳理事長をはじめ地域住民や福祉関係者が出席して行われました。はじめに施設の完成を祝い神事が執り行われ、利用者が快適に過ごせるようまた、事故なく施設の運営が行なわれるよう祝詞や玉ぐしを捧げて祈願しました。社会福祉法人とおの松寿会の川上淳理事長は、「地域密着型サービス拠点長寿庵は、高齢者が住み慣れた土地で可能な限り在宅生活を送ることができるよう地域の皆様と共に支援するための拠点です。家庭的な雰囲気を大切にした居宅介護サービスを提供してまいります。」と挨拶し、サービス開始にあたっての決意を新たにしていました。この後、関係者によるテープカットも行われ、地域密着型サービス拠点の開所を祝いました。社会福祉法人とおの松寿会が事業主体となる地域密着型サービス拠点長寿庵は、遠野市の、「地域が家族いつまでも元気ネットワーク交付金」を活用して総事業費およそ1億5千万円かけて整備したものです。建物は木造2階建てとなっていて小規模多機能型居宅介護と認知症対応型共同生活介護、いわゆるグループホームを併設した施設となっています。最も注目されるのは、小規模多機能型居宅介護サービスで、通いサービスを基本としながら、必要とあれば通いの時間を長くしたり、利用者やその家族の状況などにあわせて利用者宅を訪問して安否を確認したり、通いと同じ場所で顔なじみのスタッフが関わりながら泊りの介護サービスを提供します。この介護サービスは、県内でもまだ少なく、市内では初のサービスとなります。利用の定員は、小規模多機能型居宅介護が25人、グループホームは9人となっていて17人の職員が配置されています。サービスの開始は、来週からを予定していて若干の空きがあるということです。長寿庵では、介護が必要になっても住み慣れた地域で不安のない生活を送りたいという高齢者の願いに応えるサービスを提供することになります。
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