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2007年5月9日放送

美しい日本の歴史的風土 遠野市が準100選に選ばれる

次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されているとして遠野市は、今年3月「美しい日本の歴史風土準100選」の一つに選ばれました。この表彰はどのようなものかお伝えします。美しい日本の歴史的風土100選は、歴史的風土の保存・継承などに役立てることを目的として次世代に継承すべき美しい日本の歴史的風土が良好に保存されている地域を全国公募という形で、去年、古都保存法施行40周年を記念して行われました。遠野市は、この100選に附馬牛町の荒川高原を推薦しました。自然的景観や遠野市の馬などの産業と歴史を伝える複合的景観としてまた、後世に伝えるべき「歴史的風土」として価値があるということが推薦の理由でした。荒川高原は、馬産を始まりとして長い間受け継がれてきた畜産業、馬や牛と遠野の人々の深いつながりから創り出され、早池峰山麓に広がる岩手県下有数の放牧地として遠野の文化と歴史を伝える景観があります。100選の選定基準は、歴史的・文化的資産が周囲の自然景観と一体となって美しい風情をかもし出している地域であること、地元住民などによる良好な保全・管理がなされていることなど5項目あります。全国から698件応募された中からこうした基準をもとに264件が選ばれました。岩手県内からは、9件の応募のうち5件選ばれ、遠野市は準100選の一つとして選ばれました。今回の表彰を受けて遠野市は、先人から受け継いだ地域遺産としての価値を高め、広く市民の財産として受け継いでいく仕組みを作っていきたいとしています。