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2007年4月12日放送

約60年ぶりに故郷・遠野へ 戦死した兵士の日章旗

第二次世界大戦で戦死した遠野の兵士が身につけていた日章旗がこのほど、およそ60年ぶりに遠野に戻ってきたということを聞き、取材に伺いました。この日章旗は、第二次世界大戦の時、フィリピンで戦死した遠野出身の山口栄八さんが身につけていたものと言われています。およそ60年ぶりに遠野に戻ってくる間にこの日章旗は、様々な時間や人、場所に触れてきました。山口さんが戦死した後、アメリカ兵がこの日章旗を持ち、そのアメリカ兵が亡くなってから遺族が遺品の整理をしていた時に出てきたそうです。そして、アメリカの空軍基地の歴史家ロブ・ヤングさんに渡り、ロブさんは、返してあげたい、と知り合いの日本人に日本のどこの日章旗か探してもらいました。その中で、この日章旗の中に書かれた「法門山福泉寺」が場所を特定するポイントでした。インターネットでこの「法門山福泉寺」を調べたところ、松崎町の福泉寺が出てきたということです。山口さんが戦死した昭和20年から62年の時を経て、山口さんの故郷、遠野に日章旗が戻ってきました。現在は、松崎町の山口岩男さんの家で大切に保管されています。岩男さんのおじいさんの弟が戦死した栄八さんということです。長い年月を経て、ふるさと遠野に戻ってきたこの日章旗、きっと戦死した山口さんは、喜んでいるのではないでしょうか。