■2007年1月30日放送
授業力向上と生徒指導の研修会 |
教員の指導力の向上を図ろうと遠野市教育研究所授業力向上研修会が遠野小学校で、また、あえりあ遠野では、生徒指導推進協議会の研修会が行われました。遠野小学校で行われた授業力向上研修会は、学習定着度状況調査で落ち込み傾向となっている物語教材の読み方指導について、講師の授業提案を元に研修し、市内小・中学校教員の指導力向上を図ろうと遠野市教育研究所が主催したものです。4年1組の教室では、講師に招かれた千葉経済大学短期大学部講師の野口芳宏さんが、『ごんぎつね』を教材に提案授業を行いました。野口さんは、まず児童たちに悲しいと思った部分に線を引くようにと話した上で、そこがなぜ悲しいか、自分で理由と根拠をつけて考えることが大事ですよと、ただ読むだけではなく、考えさせることの大切さを前面に引き出した授業を展開しました。この後、研修会に参加した市内の小・中学校の教員と野口さんによる国語の授業についての話し合いも行われ、指導方法などについて活発な意見が交わされていました。また、あえりあ遠野では、遠野市生徒指導推進協議会の研修会が行われ、『いじめ問題』について好ましい人間関係の形成を図りながら、主体的に生きる資質を育てる指導はどうあるべきかを主題にグループ協議が行われました。グループ協議では、学校やPTA、関係機関・団体などから参加した115人が、10のグループに分かれていじめ問題の具体例や家庭や地域での子どもたちの様子などについて意見が交わされました。あるグループでは、いじめの実態について、いじめられた方がインターネットのサイトにいじめた方の名前を書いて仕返しをするケースが増えてきていること。最近の子どもたちについては、言われたことしかやらない子どもが増えていることや、子を甘やかす親が増えてきており親の意識を変えなければ子どもは変わらないといった意見など、どのグループも熱の入った話し合いが行われていました。研修会の締めくくりとして千葉経済大学短期大学部講師の野口芳宏さんによる講演も行われました。 |