■2006年5月19日放送
東京学芸大付属大泉中学校の修学旅行 遠野のまちでの思い出と残してくれたもの |
2泊3日の修学旅行で遠野を訪れた東京学芸大学附属大泉中学校の3年生139人は日本の原風景の残るこの町で農村文化に触れたり、学校の総合学習で去年から取り組んできたという「遠野のまちづくり」について生徒自らが考えた提案を発表するなど、有意義な時間を過ごしました。この地域社会への参画型修学旅行を通じて生徒たちは何を感じたのか、振り返ります。東京、練馬区にある東京学芸大学附属大泉中学校では毎年、修学旅行で東北方面を訪れているそうで、遠野へは今回で5回目となります。修学旅行初日となった16日は遠野ふるさと村に到着後、早速、田植え体験。土の感触に戸惑いながらも、ふるさと村の職員やまぶりっとの説明を聞きながらひとつひとつの苗を丁寧に植えていました。一夜明けて、生徒たちは6人ごとの班に分かれ、それぞれの農家で農作業体験をしました。今回のように修学旅行生を体験施設ではなく地元農家で受け入れるのは市内でも初の試みで、東京の中学生と地元農家とが農作業を通じて交流を深めた時間となりました。大泉中学校では主体的にテーマをみつけ情報の収集や整理、疑問や課題の追求、そして発表といった『学びのリテラシー』に学校として取り組んでいて、2日目の夜に行われた「遠野のまちづくり」についての提案の発表は今回の修学旅行のメインイベントとなります。生徒たちはその準備のため、昨年の11月から遠野についての学習計画を立て資料や聞き取り調査を基に調査を行ってきました。会場となったあえりあ遠野では学年を代表して6つのグループが遠野を舞台にした大胆なまちづくりの提案を堂々と発表し、当日、会場に足を運んだ市民らは生徒の視点やアイディアに感心し改めて、自分たちの住む町のすばらしさに気付かされました。大泉中学校が修学旅行で遠野に訪れるきっかけを作ったのが今回、生徒を引率した愛甲修子先生です。遠野物語を読み、そして幾度も遠野を訪れ、遠野を好きになった愛甲先生が生徒達に、遠野の自然の中でサイクリングをさせたり遠野物語に触れさせたいとの思いで、今回も旅行先に遠野を提案したのだそうです東北の小さな町のことを真剣に学び、提案を考えてくれた生徒たちに頭が下がる思いで取材を終えた私たちに生徒たちは一言「遠野を好きになりました必ずまた来たいです」と話してくれました。 |